【終了しました】 7月26日(金)開催 『LIFE PICNIC 〜「生きる」をめぐる、ぐるぐる時間〜 #6「心と体の余白」』
LIFE PICNIC~「生きる」をめぐる、ぐるぐる時間~とは
ゲストトークや参加者のみなさんとの対話を通して、多様な価値観を知り、自分はどうありたいのか?どう生きたいのか?を考える連続企画です。「生きる」について考えるという壮大なテーマを掲げながらも、ピクニックのような楽しい雰囲気の中で、重さと軽さ、真剣さと楽しさ、学びと遊び、が混ざり合い、自分たちにとっての「当たり前の世界」を見直す機会にしていきたいと思います。LIFE PICNICは開催毎に異なるトークテーマを設定しています。気になるテーマを選んで参加したり、複数回参加で気づきを掘り下げていったり、ご自身のスタイルに合わせてお楽しみください。
どんなことをするの?
その名の通り「ピクニック」をします。会場にラグを敷き、おやつを楽しみながら、ゲストトークや、みなさんとの対話を通して、学びや気付きもつまみ食い。それぞれの「どう生きてく?」「どうありたい?」の解像度を高めていきます。
LIFE PICNIC はこんな人におすすめ
・生き方や働き方を問いなおしてみたい人
・枠組や固定概念を超えて、新しい価値観や選択肢にふれたい人
・自分の背中を押すロールモデルや、話せる仲間と出会いたい人
・何か一歩踏み出したいと思っているが、きっかけを探している人
・今の仕事をしていて、このままでいいのだろうかと疑問が湧き始めている人
・家族ができたことにより、生き方・働き方を考え直したいと考えている人
・このページや登壇者・ナビゲーター等の顔触れを見てピンと来た人
第6回 7月26日(金) テーマ:「心と体の余白」 ゲスト:伊藤亜紗さん
LIFE PICNIC#6 は、美学者の伊藤亜紗さんがゲストとして参加します!
ナビゲーターは毎度おなじみ、エッセイ作家・MCのしまだあやさん。そして、なんと、前回開催でゲストとしてご参加されたご縁から……哲学研究者の近内悠太さんが特別出演してくれることになりました!
今回、皆さんとともに深めていくテーマは……
「心と体の余白」です。
「体」について。LIFE PICNICでずっと取り上げてみたかったテーマのひとつでした。体は私達のすぐそばにある。故に、無意識に当たり前になりやすく、感覚としてはなんとなくわかっていても、言葉にすることが難しい対象だと感じます。
そこで、トークはもちろん、体の動きを伴う実験も交えながら、自分を掘り起こしていく時間になれば……そんな背景から、伊藤亜紗さんにお声がけをしました。
伊藤さんは、芸術や感性的な認識など、言葉にしにくいものを言葉で解明していく「美学」という学問を専門としています。体はその研究対象であり、感性的なものを受け止めるための大事な道具でもあると話します。
伊藤さんの著作「目の見えない人は世界をどう見ているのか」「どもる体」「手の倫理」等を読むと、一般的な身体論から一歩寄り添った、より具体的で身近な体について、ひもとかれています。当たり前だと思っていた感性や認識が揺らぐ、そんな感覚があります。
自分に一番近いのに、まだまだ知らない体の話。
その体を使って、自分を深めていく。
その過程で、自分の当たり前を溶かしていく。
皆さんと一緒に、心が動く余白を、変化する余白を、拡げていければと思います。
プロフィール
第6回ゲスト : 伊藤亜紗さん(いとうあささん)
2010年に東京大学大学院人文社会系研究科基礎文化研究美学芸術学専門分野を単位取得のうえ、退学。同年、同大学にて博士号を取得(文学)。学術振興会特別研究員をへて、2013年に東京工業大学リベラルアーツセンター准教授に着任。2016年4月より現職。主な著書に『ヴァレリーの芸術哲学、あるいは身体の解剖』(水声社、2013年)、『目の見えない人は世界をどう見ているのか』(光文社、2015、年)『目の見えないアスリートの身体論』(潮出版、2016年)、『どもる体』(医学書院、2018年)、『記憶する体』(春秋社。2019年)、『手の倫理』(講談社、2020年)。
ナビゲーター : しまだあや
エッセイ作家・MC/奈良市在住 web
HELLOlifeにて、教育・就業分野のソーシャルデザインに取り組んだのち、独立。自宅の94%を10〜20代に開放し、いろんな生活や働き方を実験する中で綴ったエッセイがSNS上で話題となり、作家活動スタート。企画やMC、通信制高校や教育事業のカリキュラム作りなども。出演番組に「垣根のない家」「私だけかもしれない講座」(いずれもNHK Eテレ)他。
特別出演 : 近内悠太さん(ちかうちゆうたさん)
教育者/哲学研究者
1985年神奈川県生まれ。慶應義塾大学理工学部数理科学科卒業、日本大学大学院文学研究科修士課程修了。専門はウィトゲンシュタイン哲学。リベラルアーツを主軸にした統合型学習塾「知窓学舎」講師。著書『世界は贈与でできている―資本主義の「すきま」を埋める倫理学』で第29回山本七平賞 奨励賞を受賞。
第6回目開催概要
・日程:2024年7月26日(金)19:00-21:00 ※18:30より開場・受付開始
・会場:BONCHI(〒630-8217 奈良市橋本町3-1)
・定員:40名(お子様連れでもご参加いただけます)
・内容:ゲストトーク、対話コンテンツ、交流
・主催:奈良市
・企画・運営:一般社団法人TOMOSU
【タイムスケジュール(目安)】
18:30~ 開場・受付開始 ※軽食を準備しております。
19:00~ 開始時刻になったら、ゲストやナビゲーターもお邪魔してピクニックスタート。まずはゲストトークから。
20:00~ 小グループでの対話の時間。トークの感想シェアからちょっとしたワークなど。
21:00~ イベントは終了ですがしばらく会場を開放します。お時間許す方は、内省したり、ゆるやかにつながりを深めたり。
21:30 完全終了
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21:30~ アフターピクニック(懇親会・希望者のみ・別途費用)
【軽食】
ならまちパン工房okageさんのサンドイッチを準備しています!
※具材や内容については時期や各回によって異なります。
【チケット情報】※全て税込価格・軽食付
・一般 3,000円
・学生/高校生以上25歳以下の学生限定 1,500円 ※申込フォームに「学校名」「学年」「年齢」をご記入ください。当日学生証のご提示をお願いします。
※原則として、お申込み後はキャンセルを承っておりません。お問い合わせは下記までご連絡をお願いいたします。
※未就学~小中学生のお子様も保護者の方とご一緒に参加いただけます。
※今回は早割などの割引はありません。
【アフターピクニック(懇親会)】
「もっと話したい!」という参加者の声にお答えして今回も開催予定です。イベント終了後、近隣の飲食店でゲストやナビゲーターも交えたアフターピクニック(懇親会)です。(参加申し込みは当日でOK。飲食代は別途、参加者で割り勘します)
これまでの開催の様子
毎回多くの方に参加いただき、それぞれの「どう生きてく?」「どうありたい?」を考えながら、ピクニックを楽しんで頂きました。
第1回目の開催レポートはこちら
第2回目の開催レポートはこちら
第4回目の開催レポートはこちら
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