絵本を介して、地域との繋がりをはぐくむプロジェクト
地域の中心部にあるBONCHIには、日々、幅広い世代の方が集います。
キッズスペースの本棚に並んだ絵本は、子どもたちだけではなく、学生からお年寄りまで、世代を問わず人気があります。
どんな世代の方々とも親しみを持って繋がることができる “絵本”。
わたしたちは、“絵本”を通して、地域の方々との関係を育んできました。
2021年7月より、ひと月に1度程度のペースで開催している絵本の展示イベント【BONCHIえほんDAY】。
その積み重ねを土台として、絵本の古本市【BONCHIえほんバザール】へと進展し、
“絵本”を介した地域の方々との繋がりの輪が広がっています。
BONCHI えほんDAY
2021年7月より、定期開催しているBONCHIえほんDAY。BONCHI1階の空間に、月ごとにさまざまなテーマで編まれた約50冊の絵本が展示されます。これまでのテーマに『小さな世界』『夏の夜』『えほんで行こう!せかいのたび!』『わたしのあき、みーっけ!』『ぬくぬく』『えほんでふりかえる2022!』などがありました。
赤ちゃんからご年配の方まで、予約不要・入場無料でお気軽にお越しいただき、思い思いに絵本との時間を楽しんでいただくことができます。
※えほんDAYの最新情報、開催日程はinstagramに随時アップしております。ぜひご覧ください。
【概要】
日時:約ひと月に1度の平日 10:30〜15:30 (変更になる可能性があります)
場所:BONCHI1階
主催:一般社団法人TOMOSU
BONCHI えほんバザール-思いがつながる絵本の古本市-
「BONCHI えほんバザール -思いがつながる絵本の古本市-」は、絵本からはじまる小さな行動をきっかけに、困りごとを抱えている子どもたちについて、考えるきっかけを作る取り組みです。
BONCHIでは、2022年10月より約半年間、各家庭で眠っている絵本の募集を行いました。
市内3箇所の施設に協力していただき、「えほんバザールBOX」を設置。
それぞれの施設に沢山の絵本をお寄せいただきました。
集まった絵本は、2023年3月25日に開催される「BONCHIえほんバザール -思いがつながる絵本の古本市-」で販売。当日新しい持ち主の手に渡らなかった絵本は、(株)バリューブックスに買い取っていただきます。それらの売上(一部経費を差し引く)は、認定NPO法人おてらおやつクラブに届けられ、子どもの貧困問題解決のための活動(主に食品や日用品を発送する際の配送費など)に使われます。
【絵本の寄付について】
●募集期間:2022年10月8日(土)〜2023年3月10日(金)
●えほんバザールBOX設置場所
・BONCHI1階
・奈良県立図書情報館インフォメーションカウンター付近
・地域子育て支援センター&キッズスペース「にじいろ」
・奈良市役所 産業政策課市役所北棟2階
【BONCHIえほんバザール開催概要】
集まった絵本を100円〜ご購入いただける古本市です。同会場内で、おてらおやつクラブの活動紹介などの展示も行います。
●⽇程:2023年 3⽉ 25 ⽇(土)10:00-16:00
●場所:BONCHI 3階会議室
●参加無料・申込不要
●主催:⼀般社団法⼈ TOMOSU
〈プロジェクトの今とこれから〉
「BONCHIえほんバザール」に向けて寄せられた絵本は、わたしたちの予想を上回り、1200冊を超えることとなりました。それらの絵本1冊1冊には、持ち主の思い出が刻まれています。
古本市の開催に向けて、絵本を寄付していただくこと。
寄付していただいた絵本を新しい持ち主の方にお渡しすること。
古本市での売上を、認定NPO法人おてらおやつクラブへ寄付し、子どもの貧困問題解決のために使っていただくこと。
この取り組みを通して、子どもの貧困の現状を知るきっかけを作ること。
“絵本”をバトンとして、それぞれの思いを繋いでいくことを大切にしたいと考えています。
「地域の課題を解決する」「社会に貢献する」。
深刻な問題も、楽しいことから始めれば、多くの仲間と繋がることができます。
個人で取り組むには難しい課題も、一人一人の小さなアクションを集めて、大きな力に変えることができます。
そのことを、“絵本”を介した、地域との繋がりを通して学んできました。
BONCHIえほんDAY&えほんバザールを通して、出会った方々と一緒に、
わたしたちに出来ることを考えていきたいと思っています。