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ゲスト:染織家・吉岡更紗氏「よい仕事とは何か」を考える トークイベント “Work Magic NARA vol.3″ 

●   Work Magic NARAとは

多様な領域で活躍するゲストを奈良に招き、次代のはたらき方を一緒に考えるトークイベントシリーズ企画。ゲストの話やトークセッションを通じ、「よい仕事とは何か」「よい仕事をするために必要なものは何か」を探っていきます。1、2ヶ月に1度のペースで開催し、会場となる創業支援施設BONCHI 4FTENよりオンライン配信も行います。毎回異なるゲストと対話する聞き手は、フラワーアーティスト・クリエイティブディレクターの田中孝幸氏。回を重ねながら「はたらく(=生きる)こと」への思索を共に深めていきます。

 

●   多様なジャンルのゲスト×「はたらく」

アート、デザイン、カルチャー、ビジネス、学術など、領域を横断して「よい仕事とは何か」を考えます。今後のゲストは、起業家、クリエイター、伝統工芸職人、研究者、料理人、建築家、スポーツ選手、デザイナーなどを予定。仕事をする上で大切にしていることや経験の中で培われてきた習慣など、多彩なゲストの「はたらく」をめぐる話を聴きながら、参加者も一緒に仕事やライフスタイルに思いを巡らせ、機智を得る時間を持ちます。また、異なる業界の話に触れることで新たな着想を得て、イノベーションを創出することを目指します。

 

● Work Magic NARA第3回 開催概要

吉岡氏は、京都で江戸時代から200年以上続く「染司(そめのつかさ)よしおか」六代目当主。
奈良東大寺二月堂修二会で使う造り花の染色和紙のお納めや薬師寺で行われる伎楽装束の制作など、古社寺の行事に関わる他、国宝の復元などにも携わっています。すべて自然界にあるもので染めを行い、本来の「日本の色」を導き出そうとする吉岡氏の「色への探求」、また伝統を継ぐ立場として現代や未来を見つめる眼差しについて伺います。
吉岡氏が追い求める色とは、どんな色なのか。現代の社会・暮らしの潮流に在って、「日本の色」はどう映り、どのように紡がれていくのか。フラワーアーティスト・田中孝幸とのトークセッションを通して、吉岡氏の「はたらく(=生きる)」の物語に迫って参ります。

 

・⽇程:2022年 3 ⽉ 11 ⽇(金)19:00-20:30
・場所:BONCHI 4F TEN (〒630-8217 奈良市橋本町 3-1)+オンライン
・定員:25名(現地参加)
・対象:勤務地や職種を問わず、「はたらき⽅」に広く興味関⼼のある⽅
・参加費:現地参加 2,500 円(3 ⽉ 6 ⽇まで早割 2,000 円)、オンライン参加 1,000 円
※現地・オンライン参加いずれも期間限定アーカイブ視聴可能
・主催:⼀般社団法⼈ TOMOSU  後援:奈良県、奈良市

 

【プロフィール】

第3回ゲスト 吉岡更紗(よしおか さらさ)/染司よしおか六代目 / 染織家
大学卒業後、アパレルデザイン会社勤務を経て、愛媛県西予市野村町シルク博物館にて染織にまつわる技術を学ぶ。2008年より生家である「染司よしおか」にて、植物を中心とした天然染料で製作を行っている。「染司よしおか」は京都で江戸時代より200年以上続く染屋で、絹、麻、木綿、和紙など天然の素材を、紫根、紅花、茜、刈安、団栗など、すべて自然界に存在するもので染めを行なっている。奈良東大寺二月堂修二会、薬師寺花会式、石清水八幡宮石清水祭など、古社寺の行事に関わり、国宝の復元なども手掛ける他、薬師寺で行われる伎楽装束の制作にも携わる。羽田空港国際線ターミナル、ポルトムインターナショナル北海道、ホテル青龍京都清水などに作品を納める。

 

聞き手 田中孝幸(たなか たかゆき)/フラワーアーティスト/クリエイティブディレクター
大学卒業後、出版社勤務を経て独学で花の世界へ。花卸市場勤務時にベルギーのアーティスト:ダニエル・オスト氏と出会い、世界遺産などの展示で協働後、独立。花・植物などの自然要素を表現ツールの中心に据え、文脈を重視したコンセプチャルな作品は多方面で好評を得る。作品制作、空間デザイン、クリエイティブディレクションなどを中心に、国内外企業とのコラボレーション、地方自治体プロジェクト、雑誌連載など多岐に活躍。代表作には、東京の様々な街を舞台に花を生け、独自の花世界を紡ぎ出した婦人画報での連載『東京百花』など。

 

詳しくは、特設WEBサイトへ

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