【終了しました】 6月7日(金)開催 創業セミナー『行動経済学を紐解きビジネスを加速させる』ワークショップ
マーケティングの分野で注目を集めている行動経済学・ナッジ理論から学ぶ
人はなぜ矛盾した行動をとるのでしょうか。人は合理的な意思決定だけではなく行動することも少なくありません。
そういった人の心理を、マーケティングの分野で注目を集めている行動経済学・ナッジ理論から学び、行動心理を紐解いていくワークショップを開催します!
経験豊富な講師による実践的なワークショップを通して、実際のビジネスシーンでの応用方法を探求していきます。
いまや多くの有名企業でマーケティング手法として取り入れられている「行動経済学」。
行動経済学の理論はたくさんありますが、今回は、行動経済学の基本となる「認知のクセ(システム1vsシステム2)」と「ナッジ理論」の考え方を知り、ワークを通じて、ご自身のビジネスに活用するヒントを持ち帰っていただきます。
こんな方におすすめ
・事業を始めて間もない方
・サービスを広く届けたい方
・更に事業を拡大したい方
・新しくサービスを展開したい方
・顧客心理について知識を深めたい方
こんなことを学びます
認知のクセの事例
努力せずとも自動的に高速で働く「速い思考」をシステム1、複雑な計算など頭を使わなければ出来ない知的活動を行う「遅い思考」をシステム2と呼びます。システム1が行う活動はたとえば、「二つの物体のどちらが遠くにあるかを見て取る」「突然聞こえた音の方角を感知する」など。これに対し、システム2が行う活動には「レースでスタートの合図に備える」「人が大勢いるうるさい部屋の中で、特定の人物の声に耳を澄ます」などがあります。
【 例 】ボールとバットを合わせて買うと1100円です。バットの値段はボールの値段より1000円高いです。さてボールの値段は何円でしょう? 直感的に100円と答えてしまう人は非常に多いのではないでしょうか。この問題に回答した大学生は数千人にも上りますが、ハーバード大学、マサチューセッツ工科大学、プリンストン大学の学生のうちの50%以上が間違った答えを出しました。この結果は、多くの人にとって、システム1の直感を退けてシステム2を働かせることが非常に厄介だということを示しています。 正解は50円。
ナッジ理論の事例
デフォルトのチェックを選んで欲しいほうに、あらかじめ設定しておくと、選択肢が他にあってもそれを選びやすい。
【講師】
梶 純子氏(中小企業診断士)
リクルートグループで働きながら、2015 年より副業で中小企業診断士の活動を開始。会社では新規事業開発に従事していたため、ゼロからイチを生み育てることが好き。昨年完全独立し、自分のペースで地元奈良を中心に中小企業経営者を支援中。家庭も仕事も自分らしく、人生を貪欲に楽しむ女性起業家を奈良で増やすことが夢で、ママ起業家をはじめ多くの女性起業家を積極的に支援し、事業を軌道にのせている。
(講師からのメッセージ)
起業は1 人で始めると大変ですが、私たちのような支援を受ければ、成功確率が大幅に上がります。起業したい、と思ったら、是非一度ご相談ください。
開催概要
創業セミナー『行動経済学を紐解きビジネスを加速させる』
【日時】2024年6月7日(金)10:00-12:00
【会場】創業支援施設BONCHI 3階会議室(近鉄奈良駅から徒歩5分)
【定員】30人(要申込・先着順)
【参加費】参加費:1000円
【締切】定員に達し次第受付終了となります。
【主催】奈良市
【お問合せ先】(一社)TOMOSU 中島 TEL 0742-27-1111
※一般社団法人TOMOSUは、奈良市の創業支援事業を受託しております。専門家による創業相談も承っております。